50代から運動習慣|筋トレとキックボクシングと柔術でハツラツ熟年女性に

50代から始める 格闘技

健康診断ではいつの頃からか「腹囲」が計測されるようになり、胸囲や腰回りとほぼ差がないその数値は自分が「球体」に近いことを示しているのです。所見には年々文字が増え、「生活習慣病への注意」が毎年記入されてくるようになりました。

私は30代後半からジリジリ体重が増え始め、47才頃には「臨月+10㎏」overとなっていました。

階段の昇り降りで胸が苦しくなるのと、降りる時には胸ならぬ「腹の揺れ」が気になりだしました。

これではまずいとスポーツクラブに通ってみたり、いくつかのジムを変えてみたり、効果がないままの数年間。50歳前後の体重は、微増に抑えることが精いっぱいでした。

体重だけでなく、自分を変えたい!

一念発起、54歳の誕生日目前のとある日、格闘技ジムのパーソナルレッスンの体験授業に申し込んでみました。

50代女性の運動習慣:54歳でキックボクシングに挑戦!?

50代から筋トレ キックボクシング 柔術

このジムでは燃焼系トレーニングや筋トレはもちろん、柔術や総合格闘技など希望に沿ってパーソナルレッスンをしてもらえます。いくつか選択肢がありましたが、ダイエットが目的であることと、筋トレやエアロバイクが嫌いであることを伝えて、結果、体験授業ではキックボクシングをしてみることに。

実は25年ほど前にも、別のボクシングジムに数か月通ったことがあります。すぐに痩せそうなボクシングには興味があるのです。体験してみて、「これなら続けられそう、やってみたい!」と思い、即入会。

ちなみにその先生は、ボクササイズではなくて、パンチやキックのフォームもきっちり教えてくれる格闘家先生なのです。

いざ始めてみると、最初に思ったことは「キックボクシングは脳トレだぁ」。

瞬間的にパンチやキックを繰り出さなくてはいけないのですが、反応しきれず、ワンテンポ、ツーテンポ遅れてしまうのです。

「あー、パーソナルでよかった~」他の若い会員さんと組んでやったら、大迷惑間違いなしの反応の鈍さです。

それでも、向上心はムクムクしてきました。キックボクシングもやるからには上手になりたい。

先生にお願いしてレッスンの様子を動画で撮影させてもらい、家で練習をしました。そうでもしないと、記憶のみではレッスンで習ったことが思い出せないのですよ。

週に1度、50分間のレッスンです。汗だくになり、充実感がありますが、さすがに週1回だけでは痩せられそうにありません。回数を増やすのは経済的に無理だし、さてどうしよう?

どうやら、キックボクシングを始めたことがきっかけとなり、自分の中でのダイエットが本気モードに変わったようです。友人から勧められた「fit boxing2」を購入し、仕事から帰って約30分~1時間、ボクシングの復習やFit boxingでトレーニングをする生活が始まりました

努力の甲斐あって、半年で6㎏ほど減りました。目標体重まであと10㎏です。


やる気と効果も順調だったある時、風呂場で尻もちをついてしまい、尾てい骨を強打しました。

いつまでも痛みが引かないお尻へのイラツキと、運動できない焦りを感じながら、約2か月の静養をするはめに。

その間、良いこともありました。たまたま行った接骨院で、「50代からの筋トレ」の重要さを教えてもらったのです。

筋トレ、大嫌いでしたが、明るい老後のためには、50代から始めた方がよいことがわかりました。

確かに人生90年だとして、できるだけ最後の時まで自分の足でしっかり歩いていたいですよね。

ボクシングなどの運動ができない間、食事もアプリで記録して管理し、なんとか体重が増えないように乗り切ることができました。

ボクシングジムは様子を見ながら再開しましたが、一方で自宅トレーニングは、以前のように情熱をもって毎晩運動する気力がなくなってしまいました。

一度パターンが乱れると戻すのが難しいと、友人たちとの会話の中でも度々でてきます。

その結果、体重は増減を繰り返し、約6か月間停滞したままです。これは何かきっかけが必要だなぁ。

パーソナルトレーニングを始めて約1年ということもあり、何とか怠惰な生活を打破しようと、ボクシングの先生に相談にというかお願いに行きました。

まつ
キックボクシングを始めて、約1年経ちました。基本的なことはわかったので、ちょっと違うことがやってみたいのです。もちろん第一の目的はダイエットなんですけど・・・

話し合った結果、私が出した答えは「やっぱり柔術をやってみたい」です。

以前ちょっと先生に聞いてみた時は

格闘家先生
「柔術は覚えることがたくさんあるんですよね・・・」

と言われ、あまり歓迎されていないような気がして一度はあきらめたのです。

しかし、私が柔術を言い出したのは2回目なので、さすがに先生も気持ちよく「やってみましょう!」と言ってくれました。パーソナルトレーニングなので、基本的には希望に沿ってもらえます。

webで中高年の柔術について調べてみると、50代から柔術を始めたという人もチラホラ。年齢層も厚いようです。

キックボクシングもいいけど、60歳過ぎにはちょっときついかな。でも柔術なら少し長くできそうです。シニアの大会もあるようですしね。

早速、道着の注文をして次回のレッスンから柔術に変更です!

 

50代女性の運動習慣:55歳からブラジリアン柔術と筋トレ

中高年女性 柔術
55歳から柔術にチャレンジ

そして始めた柔術ですが、基本動作の「エビ」「逆エビ」。特に「逆エビ」はかなり苦戦し、家で何度も練習しました。録画させてもらっているレッスンの内容と並行して、You tubeでも勉強しました。

技やポジションの名前、これも覚えなくてはいけません。これからです。

それとキックボクシングと同じくらいかそれ以上に頭を使います。相手の動きを先読みして動く感じでしょうか?

これまた、家での練習が欠かせません。問題は、ボクシングは一人で練習できますが、柔術は練習相手がいた方が絶対に良いということ。

息子にお願いして、時間がある時に週一日程度、相手をしてもらっています。それ以外は、腰痛防止で使っている年季が入った「抱き枕」相手に練習しています・・・。(この姿は誰にも見られたくない)。

柔術の良い所として、寝技が中心であることからか、けがのリスクが少ない事があげられています。これも中高年に人気の理由ですかね。

「武道」というものに、小さい頃はあこがれていました。大人になったらそんな夢も薄れ、オリンピックなど「テレビで見るもの」になっていました。

それがこの年で、ブラジリアン柔術。道着を着てやれるなんて、道着を着るだけでも気分が高揚します。

しかし、柔術はパーソナルトレーニングの本来の目的である「ダイエット」からは少し遠のいてしまいます。なぜなら、上達すれば激しい組み合いにもなるのでしょうが、初心者は運動量がキックボクシングよりかなり少ないのです。

でも私は、自分でも不思議ですが、それを補うべく努力をし始めました。

朝の時間を使って、明るい老後を見据えた「筋トレやHIIT」を自宅で30分程度することにしたのです。教材はyou tubeです。

まつ
柔術はやりたい、でも痩せられない。だったら自分で筋トレをしよう!スタスタ歩ける90歳も目指せるし、一石二鳥じゃない。

それにしても you tube ってすごいですね。「筋トレ」で検索するといろんなyou tuberの人が様々なコンセプトで動画をupしています。あんまりたくさんあるから最初は迷いましたが、お気に入りの動画をいくつか見つけました。

初心者用、中高年用、女性用、様々な動画があり、自分でも無理なくできそうなものをライブラリに保存しておきます。

筋トレは毎日やらない方がいい、なんてこともwebで書かれています。

ですので、お休みの日を作ったり、日によってはストレッチポールを使ったストレッチにしたり、体と相談しながら無理のない範囲で組み合わせています。

50代ダイエット ストレッチポール
ストレッチポール 気持ちいい

経験から知っていますが、張り切りすぎると、突然イヤになってしまうこともあります。また、あまり間があいてしまうと、やる気がなくなっています。

このことから、「ほどほどで継続」していくことが肝心です。

服装も気にせず、好きな時間にできる、すぐ始められる、のは you tubeの良い所。

難しいのは「己のモチベーションを保ち続ける」こと、ですかね。

90才でもスタスタ歩ける元気なお婆ちゃん目指して、週1のジム通いにプラスして、自宅トレーニングを開始。

あんなに筋トレきらいな自分でしたが、人は変われるのです。

あと、3㎏痩せたら、髪形をショートにしてアッシュグレイに染めてみたい。前向き前向き!

50代女性の運動習慣:パーソナルトレーニングのメリット・デメリット

現在通っているジムは、通常のコースもありますし、パーソナルもあります。小さい格闘技ジムなのでパーソナルは代表の先生が指導してくれます。ただし、食事指導も合わせてしてくれるようなタイプのパーソナルジムではありません。

50代半ばから新しい事にチャレンジするのには勇気がいるものです。

特に格闘技をやってみたいなんていう中高年のおばさんには、「いい年して」と思われるかもしれない恥ずかしさもあり、なかなか踏み出せないのです。

パーソナルトレーニングだったから始められたと自分では思うのです。

私が思う、パーソナルトレーニングのメリット】

・わからない事が何度でも聞ける
・自分のペースに合わせてもらえる
・トレーニング内容は希望に近いもので考えてもらえる
・ほかの会員さんに気を使わなくてもいい
・スポーツジムにありがちな、横のつながりがないから煩わしくない
・通常、1回単位の金額設定なので、休みや振り替えも比較的自由になる
・授業を録画させてもらえる(他のジムが可能かは不明です)

私が思うパーソナルトレーニングのデメリット】

・高額な授業料
・先生との相性が最重要。お互いに不信感を持ち始めると継続は難しい。(不満を言いづらく、やめるしかなくなる)
・同じジムの一般クラスには変更しづらい
(小さいジムの場合)

入会当初は、高額な授業料の事もあり「慣れたら一般クラスに移りたいな」とも思っていました。

現在は何とか節約して授業料を捻出している状態ですが、脱サラしたら当然続けることはできません。

その時に、ほぼ若者の会員を相手に一緒に打ち合ったり組み合ったり、別の先生が担当している一般のクラスに移行できるか? と考えると、今は正直難しいです。

唯一、移行できると考えられる状況としては、自分が上達して一般クラスでも十分ついていける実力をつけていること。それならおばさんでも、一般クラスで居場所をつくることができるかもしれません。

そのために、記憶力も技術も日々修練です。

パーソナルトレーニングは良い先生と巡り合えるかどうかで、価値が変わってくると思います。

私はお手本を見せてくれる先生を見て「かっこいいなぁ」と思うし、柔術で組んだ時、最初はドッキドキしました。そんな気持ちが持てる、ってことも中高年女性の私には価値のあることなのです。

でも一番続けていきたいと思うポイントは「先生がとてもまじめで常識的な人」だからです。

巷に増えてきた「パーソナルジム」。よき先生に巡り合えれば、健康づくりにもきっと強力な助っ人になってくれることと思います。