1回目の宅建不合格がわかった直後(12月)、その時間的心理的ロスを埋め合わせるべく、2年目はダブルライセンス取得を心に決めました。
まず最初にチャレンジしたのは、年に3回試験日がある「ファイナンシャル・プランニング技能士3級」=FP3級です。
5月試験なら宅建試験勉強より少し前なので、多少被っても大丈夫とふみました。
何より「合格体験」で自分を慰めたい・・・2級を取るためには3級が受験資格となるので、まずは3級から。
FP3級の勉強法は独学
FP受験を調べるとまず最初に決めるのは試験機関で、
①FP協会
②きんざい(金財)
のどちらかを選択しなくてはいけません。
自分が希望する実技試験のカテゴリーにより決まります。
私は不動産業界独立開業を目指していたので、「個人資産相談業務」一択です。
すると必然「きんざい」への願書出願となります。
くわしくは下記へ
you tube などを多少参考にしましたが、基本独学です。
3級の内容は浅く広くといった感じですので、しっかり読み込めば市販のテキストだけで、十分合格可能だと思います。
保険のことや、貯蓄のことなど、知っていると得をする身近な内容が多いので、「これは役に立つぞー!」と言い聞かせながら学習しました。
試験は計算機持ち込みOKですが、私は計算機の機能として+-×÷以外は使えません・・・。
3級の問題は万が一計算問題を落としてしまっても、ほかの問題の正答率により合格できると思います。
私が1回で合格できたのですから。
FP2級も独学でチャレンジしてみたけれど、甘くなかった
3級が案外簡単に取得できたので、2級もイケると思ったことと、他に本命試験(宅建・管業)があったので通学もWEB講座も使いませんでした。
amazonの購入履歴をみたらテキストを購入していました。
これだけで完成! 〇〇年版 ユーキャンのFP2級・AFP きほん問題集【オリジナル予想模擬試験つき】
というテキストでした。
他にもamazonで無料のアプリを購入していました。
とりあえず2級の願書は出してみたものの、いざ勉強を始めると、内容が格段に難しくなっています。
何より、自分が人生絵図を描くことなく54年間生きてきたもんですから、お客様のライフステージを診断、提案するなんて無理がありますよね。
2級ともなると、結構お金の計算問題もガッツリあって、3級のように「覚えれば役に立つぞー!」の言い聞かせだけでは、自分を奮い立たせることができませんでした。
もちろん試験は受けてみました。
みんな計算機をたたいているので、私も一応「たたくフリ」をしましたが、問われていることが理解できないのだからお手上げです。
結果はもちろん不合格でした。
不動産コンサルティングマスターもそうですが、お客様の資産や貯金、家族構成などを把握して「良い人生の提案」をするのは、向き不向きのある分野だと思います。
ただ、今後不動産業を立ち上げるようになったら、「良いお客様」とお付き合いするためにも、必要になってくる資格なんだろうと思います。
知識としても自分の生活に密着しているので、投資のことなど老後のためにも役立つことがたくさんあります。
パラレルキャリアのために必要になったら、もしくはまた知識欲が沸いてきたら、その時こそ、2級の受験資格である3級を生かして、FP2級に再チャレンジするつもりです。
3級の資格は2級取得のために使わなくては、無駄になってしまいます。
3級だけでは履歴書にも書けないと言われていますしね。